航空レーザー計測で得ることができる情報とは

地上からレーザーを発射し、地上で反射して航空機に戻る時間を計測しながら地形情報を取得するのが航空レーザー計測の最大の特徴です。

短時間に広いエリアの計測ができるなどからも様々な分野で活用が行われています。レーザーを使った測量は地上でも行われていますが、地上での測量の場合は範囲が狭まるため、山林の状況を把握する目的で利用する際には不向きです。その点、航空レーザー測量はヘリコプターやセスナ機を使って対象エリア内の情報を集めることができるので、広範囲にわたる測量に最適な手法です。

ヘリコプターは回転翼、セスナ機は固定翼などの違いがありますが、ヘリコプターは空中でホバリングができる特徴を持ちます。地上に発射するレーザーはホバリングで同じ位置に戻ることができる反面、移動し続けるセスナ機はレーザーを発射してから時間の経過と共に位置が変化してしまいます。これはヘリコプターを使っている場合も同じで、航空レーザー測量は位置情報を取得するためにGPS衛星の技術も使われているのです。

照射したレーザー光が地上表面で反射して航空機に戻るまでの時間を計測する、これは対地距離データと呼ぶもので、機上のGPS受信データおよび地理情報の基本となる地上基準局のGPS受信データなどを利用して地形情報を確保することができます。尚、航空レーザー計測で得ることができた地形情報はそのままでは活用することができません。その理由は航空レーザー計測で取得したデータは高低差を示す点情報になっているためです。

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