ドクターヘリの役割とは

ドクターヘリとは、フライトドクターと呼ばれる救急医療の専門医やフライトナースと呼ばれる看護師が搭乗しているヘリコプターのことです。

救急救命センターのヘリポートに365日スタンバイされていて消防機関の出動要請に基づいて出動します。人工呼吸器や患者監視モニター、除細動器をはじめとした救急専用の医療機器が装備されているので、消防機関からの要請に基づいて現場などに駆けつけて患者さんに初期治療を行っており、患者さんを搬送するだけの救急車とは違い、救急現場へ医師と看護師を送り込むことが重要な役割となっています。

患者さんの治療をいち早く行うことができるので、救命率の向上や後遺症の軽減に繋がっているとされているのです。ドクターヘリは、救命救急センターを中心として広域な医療機関のネットワークが確立されています。ドクターヘリ自体はヘリポートにしか離着陸はできませんが、消防機関と連携して救急車で運ぶことで救急現場から症状に合わせた最適な医療機関へ搬送することが可能です。

2001年に日本に初めてドクターヘリが正式に配備されました。2018年には全国43道府県に53機が配備され活躍していますが、日本ではまだ全国に普及するところまでは至っていません。理由のひとつとして挙げられるのは、一機あたり年間2億円ほどの運営費がかかることです。これらの運営費は全て国と自治体が負担しており、この運営費をどのようにして捻出するのかが今後のドクターヘリ普及の鍵になると言われています。

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