ドクターヘリの出動基準

昨今、ドラマにもなっており人気のドクターヘリですので、急な病気になった時に救急車ではなくドクターヘリを呼びたいと思う方もいることでしょう。

しかし、実際にはドクターヘリは119番通報を受けた救急隊員が必要に応じて出動要請を病院へ出すことで出動が決まるため、一般人が呼べるものではありません。また出動基準も明確に決まっています。出動基準は4つあり、命の危険が切迫している、もしくはその可能性がある患者ということ、重症熱傷・多発外傷・四肢切断等の特殊救急疾患の患者、救急現場で緊急処置に医師を必要とする患者、長時間の搬送が予想される重症患者です。

しかし、これだけではなく現場の判断で出動要請が出されることもあります。例えば、山間部など交通の便が悪い地域などは、救急車で地上搬送するよりも空路を使っての方が素早く病院に辿りつくことができますので、ドクターヘリを要請することがあります。こうした地域では指定の発着場が用意されており、発着場まで救急車で搬送し、そこからは空路という形がとられています。

このように救命の現場では命を救うために様々な対応がとられているのですが、唯一、ドクターヘリが出動できない場面があります。それが夜間です。夜間飛行は昼間とは違って、パイロットに求められる能力や人数、着陸するための照明設備、精密な気象情報などが様々な課題があるため、現在のところ、夜間飛行ができないのです。ただし、今後、こうした課題を克服して夜間に手動が可能となる可能性も0ではありません。

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