高齢者向け賃貸マンションの需要が高まりを見せており、東京をはじめ大阪や札幌・名古屋などで相次いで建設をされています。通常の集合住宅とは異なり、身体的なケアのほかに見守りサービスも実施されているのがポイントです。有料介護ホームではないので、集団で同じスペースでベッドを並べて生活をするのではなく、必ず個室を提供されているのが特徴です。そしてキッチンや浴室・トイレの室内にあるため、限りなくマンションやアパートと同じというわけです。
ここでは、東京における高級賃貸高齢者向けマンションの概要を、詳しく見ていくことにします。港区や渋谷区・世田谷区に多い傾向で、富裕層向けのスタイルをとられているのがポイントです。賃貸物件の相場は全国平均で約5万円ほどの家賃ですが、高級物件だと月額25万円となります。高齢者は基本的に年金を受給して生活をされますが、このマンションはそれ以外にも収入を得ている方が対象といえます。
どのようなスタイルなのかというと、住民共用のラウンジや温泉・バーなどが建物内に存在しているところが多くあるのがポイントです。さらに、24時間対応のコンシェルジュも在籍をしているため、限りなくホテルに近い住まいといっても過言ではありません。東京は富裕層が多く存在をしており、このような賃貸でもたくさんの高齢者が暮らされています。必ず自立をした生活を実現出来る方を対象にしているので、この点は注意をしましょう。