高齢化社会となった昨今、後期高齢者に特化したサービスが数多く存在をしています。2009年に施行された介護支援法によって、新しく事業を展開する場合に限り補助金を受け取ることが可能です。とくに規模が大きな施設だと最長50年間もの継続的な支援を確実としており、介護ホームから専門住宅の建設が相次いでいます。ここでは東京で目にできる賃貸スタイルの高齢者専門住宅の概要を見ていくことにしましょう。
まず東京の場合だと自立した生活ができる高齢者が多い傾向で、終の棲家ではなく別宅という形で借り受ける方が多いのがポイントです。そのため定住型ではなく賃貸型となっており、2021年現在で約3500件存在をしています。賃貸は大きく分けて2パターンとなっており、マンションとアパートです。マンションは東京の主要都市に多い傾向で、品川駅・上野駅前には高層タワースタイルとなっています。
この賃貸物件の場合、1階から3階まではテナントでクリニック・デイケアーセンターも入居をしているのが魅力ポイントです。総合福祉ビルと名称を掲げており、高齢者にとって必要不可欠な施設をすべて網羅しているのが特徴となります。賃貸のメリットはいつでも退去ができる点といえます。もしも自身のライフスタイルに見合わない住まいであった場合、翌月から別の場所に引っ越すことが可能です。
定住型だと多額の入居金を支払うため、簡単には引っ越しが出来ない点があります。